この前BOSEのヘッドフォンTriPortを買ったことは書きましたが、音漏れの関係で、完全に密閉型のヘッドフォンが欲しかったので、色々調べて、打ち込み系に合うという、ULTRASONEのDJ1 PROを買いました。
これは、最近あまり見かけない、ヘッドフォン側にもピンジャックの受けがあるもので、好きなケーブルに変えることが出来ます。
純正で着いてくるのは、2本で、どちらもカールタイプ(電話の受話器と本体の間のようにクルクルしている)で、一つはボリュームも付いている。
これはこれでいいのですが、装置側が標準プラグなので、標準プラグ-ミニプラグの変換が必要なる。これが結構大きいので、iPodに挿して使うのはちょっと不恰好です。またカールコードはやっぱりちょっと大げさです。
それで、ケーブルを変えようと思ったのですが、調べてみると、結構ケーブルで音が変わるようです。色んなケーブルを評価したページがありあました。
それと、このヘッドフォンのミニジャックの受け側は、ネジでねじ込むタイプ(抜けないようにしている)ので、ピンジャックの根元が太い入らない。
そんな中で、色んなページで調べたケーブルで音を比較してみました。
ケーブルは
①純正 3mカールケーブル
②純正 ショートケーブル
③オーディオテクニカ ATL4A44/1.5
④モンスターケーブル SMIN-IL4
⑤SONY RK-G136
⑥ビクター CN-50E
⑦オーディオテクニカ AT544A
それぞれ写真を貼っておきます。
①純正 3mカールケーブル

②純正 ショートケーブル

上2本は純正なので、ヘッドフォン側のプラグにはネジが切ってあります。
③オーディオテクニカ ATL4A44/1.5
これはもう、発売終了品で、滅多に手に入りません。ぼくはヤフオクで買いました。
スリーブ部分をカットしないとダメですが、アルミなので、綺麗にカット出来ませんでした。

④モンスターケーブル SMIN-IL4
海外では有名なケーブルメーカーのようです。このケーブルはスリーブ部分が細くなっているので、
そのまま、DJ1 PROに挿せます。

⑤SONY RK-G136
これはスリーブが細いので加工なしで挿せます。ちょっとネジってスリーブをねじ込ませることができます。

⑥ビクター CN-50E
結構太いケーブルで性能がよさそうです。スリーブは写真のように青い部分を切れば使えます。カッターで簡単に加工できます。

⑦オーディオテクニカ AT544A
オーディオテクニカではこれが現行品で一番良いようです。スリーブはカッターで少し削るとヘッドフォンに挿せます。加工はカッターで簡単です。

それぞれのケーブルを付けてみての感想です。なおヘッドフォン自体はエージング50時間くらいなので、今後エージングが進むと音の傾向も変わるでしょうから、ケーブルの評価も変わるかもしれません。
①純正 3mカールケーブル
ちょっと高音がうるさく鳴る感じがする。もともとこのヘッドフォンはドンシャリの系統のなかでも高音が強いという評価のようなので、これがこのヘッドフォンのデフォルトの音なのでしょう。低音は締まって鳴るのですが、ちょっと迫力に欠けます。
②純正 ショートケーブル
純正3mケーブルと同じような感じだが、ちょっとだけ高音がうるさくなる感じがする。また全体にまとまって音が出てくる感じで、分解能がないように思う。このケーブルをバラした人のページを見るとケーブルの芯線はかなり細いそうで、 それが原因でしょうか?ただし、このケーブルが取り回しが一番楽です。
③オーディオテクニカ ATL4A44/1.5
現状生産終了品です。DJ1 PROのケーブル交換では必ず出てくる名前ですが、もう手に入らないでしょう。
音は低音がグッと出てきます。ケーブルでこんなに違うのかと思うくらいです。音も分解能がよくそれぞれの楽器がきちんと分かれて聞こえます。ケーブルが硬いので取り回しは不便。
④モンスターケーブル SMIN-IL4
国内ではあまり売っていないので心配でしたが、音楽用品専門店にはあるみたいです。これはスリーブが細くなっているので、そのまま、未加工でつけることができます。
音が全然変わってしまいます。他のケーブルでは高音がうるさかったのですが、このケーブルだと、高音が丸くなります。というか高音が出ていない?低音も純正ケーブルよりは出ますが、少し伸びが足りない感じがします。
ただ、聞きやすいという点では高く評価できると思います。
太いケーブルなのですが、やわらかいので、取り回しは良いし、色もヘッドフォンに合っているのが良い。
⑤SONY RK-G136
あるホームページでは一番と評価されたものです。
ボーカルを中心とした中域がかなり前に出てきます。ボーカルを聞くにはいいかも知れません。ただ、音の分解能が少し悪いのが気になります。低音も多いのですが、やはりクリアさが足りないのかも。
⑥ビクター CN-50E
おそらく、線材単独の性能としては一番いいのではないかと思います。高音もちゃんと出る。中域も前に出る。低音も良く出ているのだけど、もう少しバスドラムとか分解能があればよかったのにと思う。
⑦オーディオテクニカ AT544A
ドンシシャリが増す感じがします。低音より高音の強調具合が大きい。ドンシャリ感が増し多分、分解能が少しさがったようにも思います。
とっかえひっかえ聞き比べてみたけど、評価の絶対値があるわけではないので、あくまでも個人の感想ということでお願いします。
さて、個別項目評価は(数字は順位)
音質 取り回し 加工の有無
①純正 3mカールケーブル 6 5 無し
②純正 ショートケーブル 5 1 無し
③オーディオテクニカ ATL4A44/1.5 1 7 有り(難)
④モンスターケーブル SMIN-IL4 3 4 無し
⑤SONY RK-G136 4 2 無し
⑥ビクター CN-50E 1 6 有り(易)
⑦オーディオテクニカ AT544A 7 3 有り(易)
晴れある総合順位
1位:④モンスターケーブル SMIN-IL4 :取り回しのよさ、加工無しが良い。音が柔らかくなるのは好みの問題
2位:⑥ビクター CN-50E :音質は一番良い、加工もカッターで簡単。
3位:③オーディオテクニカ ATL4A44/1.5 :音が良い。ただ加工が大変だし、ケーブルが硬い。
4位:②純正 ショートケーブル:本来の音がするし、純正の使い易さは抜群
5位:⑤SONY RK-G136 :暖かめの音になるけど、それならモンスターケーブルが良い。
6位:⑦オーディオテクニカ AT544A :あえて、これに変える意味はない。
番外:①純正 3mカールケーブル:これの交換ということなので、評価対象外
オーディオに凝っていた大学以来、色々聞き比べてみたけど、ケーブルで随分変わります。
ただ、変わったどれがいいのか、ということに関しては経験不足が否めません。
モンスターケーブルでの暖かい感じの音は本来このヘッドフォンが求めている音とは違うのだと思います。
そういう意味では、ビクターのCN-50Eを普段使いには使うと思います。
寝る前とか、新幹線の中とかで使うには、モンスターケーブルの刺激の少なさがいいように思います。
ご意見があったら、是非コメントください。
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