« EOS 40D のAF特性(色温度による変化) | トップページ | EOS 40D 多摩動物園で試し撮り »

EOS 40D のノイズ特性

 やっとデータが取れましたので、EOS 40Dのノイズ特性について。

 5D,1DMarkIII,40Dの3機種に対してノイズ量の比較を行いました。
 高感度の画像はあちこちに貼られていますので、今回はパスさせていだきますが、こんな画像を撮って実験しました。

Mk3_8644

 それではISOによるノイズの比較ですが、まず輝度から。(on off は高感度ノイズ低減のオンオフです)

Noisel

 1D3も40Dも高感度ノイズ低減がオンでもオフでも特性に変化がありません。40DはISO200~IS800の特性がよくありません。サンプル画像で、ISO1600はまずまずなのに、ISO400とかISO800の画像の評価が悪かったのは、この輝度のノイズ成分が原因のようです。ISO1600以上になると、かなり強引にノイズを減らしていますが、写真では若干解像感が落ちるようです。

 次に彩度のノイズです。

Noisea

 黄色と水色の実線がそれぞれ、1D3と40Dのノイズ低減オンの場合ですが、5Dに比べて大きくノイズが少ないですし、ノイズ低減なしの場合に比べてもかなりノイズを落としています。
 特に、40Dノイズ低減オンのときのISO100から、ISO800のノイズ量はかなり少なく、1D3より低ノイズです。

 さて、これだけで見れば、40Dのノイズ性能は、高感度ノイズ低減オンの場合は1D3に肉薄するはずですが、実際にはそんなによくありません。

 ISO1600の両者のノイズを比べるために等倍で表示してみます。

1d40d

 ちょっと、40Dのピントが甘いのですが、グレーの部分のノイズを見ると、周波数成分が違うことがわかります。
 40Dの方が明らかに周波数の低いボタボタしたノイズが出ています。これがノイズが多く見える原因です。
 元の撮像素子のノイズ特性がAPS-Cで画素数を増やしたことでそんなによくないのに、ノイズリダクションで無理な処理をしたのが原因だと思います。
 
 まあ、しかし、APS-C1000万画素機としては優秀な方だと思います。ISO1600のノイズ低減オンは暗いところで常用しても充分使える画像が撮れると思います。

|

« EOS 40D のAF特性(色温度による変化) | トップページ | EOS 40D 多摩動物園で試し撮り »

デジカメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« EOS 40D のAF特性(色温度による変化) | トップページ | EOS 40D 多摩動物園で試し撮り »