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2006年2月

オリンパスE-330

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 オリンパスのE-330が発売されました。(発売日は本当は明日なんですが、、、)
 会社で検討用に使うものを早々にヨドバシで買ってきました。
 注目のライブビューと言えば聞こえがいいけど、コンパクトデジカメみたいでどうなんでしょうね?確かにローアングルや、カメラを持ち上げての人垣越えの撮影にはすごく便利ですが、いまいち馴染めません。ソニーや松下から出るといわれている電気メーカー製デジカメもこうなるのでしょうか?これが時代なんでしょうか?
 持ってみた第一印象は、意外と厚みがあるなという感じ。背は低いんだけど、厚いです。それと光学式のファインダーは像が小さいです。D200+ME-1になれた目にはとても辛いです。ピントをMFで合わせるのは至難の業です。そのためにBモードのライブビューがあるんでしょうね。
 シャッターショックはシャッターが小さいためか凄く小さいです。でもシャッターを押した後のフィルムを巻き上げるような擬音はやめて欲しいですね。
 それと気になったのが、撮った後のxDカードへの書き込みがすごく遅い。これは同じくxDカードを使うFinepixZ2も書き込みが遅いので、多分xDカードの性能のためだと思います。ちょっといらいらします。

 買って帰ったのが夜なので室内しか撮影できません。今度の土日にでも近所を撮って回ろうと思っています。

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フリンジ考察Part2

 前回、フリンジについてその発生メカニズムの考察を行ったが、それではなぜ「フィルム」の頃には問題にならなかったのかということに関して、明確に答えていませんでした。大雑把に「解像度が劣っているから」とだけ書いていましたが、そのあたりをもう少し考察します。

 下図は撮像素子表面に焦点を結んだ像を想定しています。撮像素子は、フォトダイオードの開口に入る光に感じます。開口に入るかどうかは、撮像素子の表面だけで決まります(厳密にはマイクロレンズとかも関係するのですが、概念的に)。従って、撮像素子表面に結像すると、そのままボケずに画像として出力されます。

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 ところがフィルムが光を感じる感光層(乳剤が塗られている)は厚みがあります。カラーフィルムだと約20μmくらいと言われています。この厚みのある乳剤の中で光は立体的に感光します。したがって、感光層の真ん中に焦点があっていても、その上下ではボケた像によって、乳剤が感光します。従って、下図のように、どうしてもすこしボケた画像しか得られません。これは、レンズのF値が小さくなるほど、ボケが大きくなります。

6film

 さて、このようにフィルムの感光層には厚みがあることを考慮してもう一度、軸上色収差による赤、緑、青の画像の結像の具合をみてみます。
 下図は前回も使った図ですが、撮像素子は表面の像を画像に変えるので、緑が結像していても、赤と青は軸上色収差によるボケが発生します。これが、パープルフリンジなどのフリンジの発生原因です。

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 これは前回の説明でわかっていただけていると思います。

 それではフィルムの場合です。さきほど説明したように、フィルムの像は感光層の厚さが原因でボケるのですが、さらにカラーフィルムの場合、フリンジが出にくいわけがあります。下図はカラーネガフィルムに軸上色収差のある像が結像している様子です。カラーネガフィルムは、レンズ側から、青色、緑色、赤色の感光層があり、全部で20μmほどの厚みを持っています。一方軸上色収差は図のように、青ほどレンズ寄りに焦点を結び、赤ほどフィルムベース寄りに焦点を結びます。

8filmshuusa

 上図は説明のために都合よく書きすぎですが、レンズ寄りに焦点を結ぶ青色の感光層がレンズ寄りにあり、フィルムベース寄りに焦点を結ぶ赤色の感光層がフィルムのベース寄りにあります。これにより、青、緑、赤の像のボケ具合はうまい具合に同じようになり、合成したカラー画像では、白黒のボケにはなるものの、着色はしないということです。
 もっとも実際には、こんなに理想的にはいきませんが、「フィルムは感光層の厚みによりボケが生じる」、「赤、緑、青の感光層は厚み方向に積層して形成されているので、これにより着色が少なくなる傾向がある」ということで間違いないのではと思っています。

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自分(わたし)には向かない職業

 タイトルは「いしいひさいち」の漫画「女(わたし)には向かない職業」のパロディです。
 それはそうと、昨日もズーラシアに動物を撮りにいった帰り、車を運転していたら、高圧線に何かひっかかっている。

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 なにかビニールのようなものがひっかかったのか?それにしても同じような形が二つぶらさがっているので、何か電線を守るものかも知れない。と思って、400mmをつけて覗いて見ると、

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すごいですねぇ。なんの作業をしていたのか知りませんが、怖くないのかということもあるし、どうやって、こういう体制にまでなったのか興味のあるところです。鉄塔を自力で登るんですかね?

 で、タイトルの話ですが、残念ながら高所恐怖症だからこんな仕事が出来ないというわけではないです。結構トイレが近いし、こういう状況でトイレに行けないとなると、ますます近くなってしまうので、電線にぶら下がって2時間も3時間も作業するなんて無理ということなんです。
 でも、ほんと、これでトイレに行きたくなったらどうするんでしょうか?携帯トイレかなんか積んであるんでしょうか?謎です。

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フリンジ考察

 D200の縞々で原因がスミアだとか勘違いをしている人がいたもので、ちょっと前にD200の縞々発生原因のまとめをしました。
 今回は、フリンジとは、ということについてまとめてみました。
 フリンジとはどんな現象かを理解している人はまだいいのですが、フリンジも何もかも一緒くたに「色ノイズ」だとか、「偽色」だとか言う人もいます。そりゃ、色のないところに色が付けば、「色」の「雑音(ノイズ)」かもしれないし、それは「偽り」の「色」なんでしょうが、いわゆる色ノイズ、偽色といわれているものは、専門家の間では違う意味に使っています。

 まあ、それはさておき、専門家でも明確な原因を知らないことが多い、フリンジについてその発生メカニズムを図解します。

 下図は、凸レンズで白色光を集光している様子です。色成分によって、焦点位置が前後にずれます。青が手前に、赤が遠くに焦点を結びます。これを「軸上色収差」と呼びます。

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 さて、このような光学系で被写体を写したらどうなるでしょう。フリンジ(ここの説明ではパープルフリンジ)が出やすい飽和した白バックに黒っぽいものが写っている被写体を想定します。(下図参照)

2hurinnji

 このとき、焦点面上(撮像素子面上)で緑の成分は被写体がきれいに結像します。しかし、青の成分は焦点面上の手前に結像し、焦点面上ではボケた画像になります。赤の成分は焦点面上の後方に結像しようとするので、やはり焦点面上ではボケた画像になります。
 このとき、明るい部分は飽和気味なので、赤と青のボケが多少あっても、飽和して白く見えます。しかし、黒い部分の赤成分のボケと青成分のボケは色として見えてしまい、赤と青を合成した紫(パープル)の着色が見られるようになります。これがパープルフリンジの正体です。

 さて、それではこの対策はどうしているかというと、EDレンズなどの低分散レンズを使うことで低減することができます。
 下図にて、低分散レンズ(EDレンズ)と通常のレンズを組み合わせて、軸上色収差を低減した状況を示します。こんなにぴったりと合えば問題ないのですが、実際には多少収差が残ってフリンジとなります。

3iroshuusakaizenn

 では、以前のエントリーで問題にした、AV-S28-70mmのブルーフリンジはどうして出るのでしょうか?このレンズはEDレンズを複数枚使って色収差を低減していますが、どうも青成分の収差が残るようです。下図のように、青成分だけボケた画が結像すると、黒い部分の周辺に青色のフリンジ(ブルーフリンジ)が発生します。

4buruhurinnji

 これでわかるように、フリンジやここでは説明していませんが、周辺の色収差はレンズによって変わります。経験的に、シグマのレンズはフリンジや色収差対策が随分上手く、12-24mm,10-20mm,18-50mなどどれもフリンジ、色収差がとても少ない良好な画を得ることができます。
 一方、どうも、28-70mmは色収差、フリンジとも青が激しく出るようです。

 ところで、同じ28-70mmを使っても、D200だとブルーフリンジが目立ち、D70だと目立たないということを経験しました。これは何故でしょうか?

 答えは3つ。

1、単純にピクセルサイズが小さい分、等倍で見るとD200の方が幅広くフリンジが見える。
2、ローパスフィルターの特性で、ぼかし気味のD200の方が前述した青のボケが大きくなる。
3、(これが一番効いているようだが)、D70はローパスフィルターの効きが弱い分、偽色(ここでは色モワレ)を減らすために、輪郭部分の着色を減らす信号処理が入っている。このためブルーフリンジも低減されている。

ということです。

 高画素、ゆるめのローパス、信号処理で偽色抑圧をしていない、EOS1DsMkIIもフリンジが多いですが、同様の理由だと思っています(実機持ってないからわからないけど)。

 ちなみに、銀塩カメラで目立たないのは、フィルムの空間周波数応答が高域で低い、大雑把に言えば、解像感がデジタルカメラなどより劣っていることが主な原因だと思っています。

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多摩動物公園 動物撮り

 動物園というと、近場のズーラシアばかり行っていたのですが、たまには違うところと思って、東京都日野市にある多摩動物公園に行ってきました。家から車で1時間弱。割と近いです。平日だと道も、動物園も空いているのでいいですね。
 レンズ4本と三脚の計13kgの機材を持っていったのですが、三脚も使わず、D200+VR70-200mmだけで撮ってきました。ズーラシアと違って、動物との距離が近めなので、このレンズだけで済ませられました。
 写真はアルバムをご覧ください。

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茅ヶ崎 富士山撮り

 土曜日に研修で茅ヶ崎に行ってきました。少し早めに到着したので、海岸に出て写真の被写体を探していましたが、富士山が海岸から綺麗に見えたのでパチリ。
 横浜からだと、丹沢越えにしか富士山が見えないのですが、茅ヶ崎なら山に隠れずに見えるとは知りませんでした。

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オリンパス マグニファイヤーアイカップ ME-1

 APS-Cサイズのセンサーを用いたデジタル1眼レフのファインダーというのは見難いものです。D70なんかは特に倍率が高いわけではなかったので、もうほとんどMFは無理な状況でした。
 このような状況で好評をはくしたのが、ニコンのマグニファイングアイピースDK-17Mです。元々D2系のねじ込み式ファインダ用に作られた、ファインダーの倍率を約1.2倍にする凸レンズ付アイピースです。これを加工して、D70や他社のカメラに取り付ける工作が流行りました。しかし、D70などでは正規に対応したものではないので、やけに出っ張って付いてしまって格好悪いものでした。
 D200の発売と同時に出されたのが、D200やD70、D50でもつく、四角枠用の、DK-21Mです。四角のファインダー枠専用なので、スマートに付きます。倍率も1.17倍と少し下がりますが充分です。特に、D200は元々ファインダー倍率が高くてファインダー像が大きく見えるのですが、更に見やすくなります。勿論D200と同時に購入してこれまで愛用してきました。
 ところがここに来て、オリンパスのマグニファイヤーアイカップME-1なるものが、いいとの噂を聞きました。オリンパスのE-300やE-500用の拡大アイピースなのですが、取り付け部分が四角枠用で、ニコンのD200とかキヤノンのEOSとかにも付くようです。倍率は約1.2倍。
 早速試してみようと思ったのですが、なかなかお店に見つかりません。人気があって、メーカー欠品だそうです。通販で頼んで待っていたのですが、本日ようやく届きました。
 これが、ME-1.

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 DK-21MとME-1をD200に取り付けて比べてみました。ME-1はオリンパスの製品だから付くだけありがたいのですが、D200のファインダー枠につけるのはサイズがちょっとあってなくて、少しきついです。でも付くのは付きます。つけた状態は、ME-1の方が出っ張りが少し少ないです。

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 使ってみたのですが、視度調整で面白い現象がありました。D200のファインダーそのままだと、視度調整はは一番マイナスから4段階プラスに戻したところで合うのですが、それがDK-21Mをつけると2段階になります。つまりより近視よりになるわけです。それが、ME-1をつけると、6段階になり遠視側によります。
 それが原因かどうかわかりませんが、見た目ME-1の方が目が疲れません。それと周辺の像の歪や二重像の具合もME-1の方がいいようです。中心付近でもME-1の方が若干見やすいです。またME-1の方が少しだけ倍率が高いのですが、薄く作ってあるので、ファインダー像のケラレは少なく感じます。
 総じて、ME-1に買い換えると幸せになれるといったところです。

D200の素のファインダーと、DK-21Mをつけたとき、ME-1をつけたときのファインダーをのぞいた写真を付けておきます。コンパクトデジカメで撮ったので、少し周辺が欠けていますが、倍率の検証はできます。DK-21Mでカタログ通り1.17倍、ME-1が1.21倍でした。

D200のファインダー
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D200+DK-21M
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D200+ME-1
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【キーワード】ファインダー D200 ニコン オリンパス マグニファイングアイピース マグニファイヤーアイカップ
DK-21M ME-1

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